アレカを知っていますか
アレカとは、ビンロウジュとも呼ばれるヤシの一種です。インドでは古くから身近な木で、南インドの農村ではよく見かけます。
注目されているのは、実ではなく葉の付け根の部分です。アレカヤシは成長する過程で葉鞘と呼ばれる硬い部分を自然に落とします。これを拾い集めて使うのです。木を切る必要がありません。
作り方はいたってシンプルです。乾かした葉鞘を水に浸して柔らかくし、ブラシで砂や埃を落とす。それを加熱した金型でプレスして、皿の形に成形する。接着剤も漂白剤もコーティングも使いません。熱と圧力だけです。
木目のような自然な模様が出て、一枚ずつ表情が違います。この素材はサステイナブルであるがゆえに、インド国内から海外へと広く使われるようになってきています。