インドのコーヒーと紅茶は、見た目で区別がつかない
インドで飲み物を頼むと、しばしば見分けがつかなくなります。コーヒーも紅茶も、同じような濃い茶色をしているのです。
理由はいくつかあります。まず、どちらもミルクを入れるのが標準です。南インドのフィルターコーヒーは、濃縮液に熱いミルクと砂糖を加えるのが基本形。チャイも茶葉とミルクと砂糖を一緒に煮出します。
そして砂糖の量。どちらもたっぷり入ります。金属のタンブラーに注がれて出てくると、私にはもう区別がつきませんでした。
飲めば違いは分かります。フィルターコーヒーにはチコリが1割から2割ブレンドされていて、独特のコクがある。ただ、日本でのコーヒーと紅茶ほどの隔たりは感じませんでした。甘さとミルクが、両者を近づけているのかもしれません。