自給自足生活のすすめ【自給自足を夢見ているあなたへ】
我が家は、山の中にあります。50mくらいの距離に、別荘はありますが、夏の短い期間しか利用されていません。ですから、1年じゅう住んでいる隣人の家まではクルマで5分ほどかかります。ほぼ「ポツンと一軒家」です。
水道は、引いていません。井戸もなし。ガスもありません。かろうじて、電気は引いてありました。引いてあったというのは、ここが中古の建物であるということです。我が家の紹介は、過去のブログに掲載中です。
未完成のログハウス【我が家】
本当は、電気も水道もガスもなしの生活を目指していましたが、やはり電気は、有り難く感じます。ここに移住した初めの頃は、まだ電力会社に連絡していなかったので、全くのオフグリッド。オフグリッド生活とは、電気や水道など一切のものが繋がっていない生活のことです。電気も週に何日かを「オフグリッドデー」と決めて、使わないようにしようという計画はあります。でも、相当厳しいでしょう。真冬は、雪に閉ざされます。買い物に行くにも、100mほど雪かきをしないと、出られません。外に置いてある雨水のタンクは、凍って3カ月以上は使用不可能になります。その代わり、夏は涼しく、クーラーは必要ありません。都会よりも、10度近く気温が低いので、本当に暑いと思う時期でも27℃~28℃です。おまけに、木陰はさらに涼しく、空気はおいしい。でも、若いころからこんな生活が夢でした。
自給自足生活を志す人へ
都会に暮らすのは、便利で、華やかで、刺激がたくさんあります。でも、その反面、空気は汚れているし、騒音がひどい。近所との付き合いや、仕事関係のストレスやら人間関係の煩わしさに悩んでいる人も多いと思います。私も、以前は都会に住んでいましたから、やれ、クルマの音がうるさいだのゴミの当番をしっかりやってほしいだの、、、。面倒なことがたくさんありました。毎朝6時には、家を出て仕事に行くなんて、今考えるだけでもゾッとします。それでいて、給料はそれほど多くないし、休みも自由にとれません。子どもの運動会や、授業参観にも行けないし、病気にかかってもしっかり休むことはなかなかできませんでした。何より、心が休まるという感じがなかったような気がします。若いころは、刺激があっていいんですが、年齢を重ねていくに従って、落ち着かなくなりました。
山に暮らし始めて2年半。心が休まるというのを経験したのは、子どもの時以来かもしれません。朝は、好きな時間に起きて、森のいい景色を見ながら、コーヒーを淹れます。
気が向いたら、近所を散歩したり、タバコを吸ったり。鳥のさえずりも、こころなしか優しく感じます。あなたも、いかがですか?セミリタイヤ生活始めませんか?寒くて、虫がいて、暗くて、不便ですが、、、。でも、何がなくても、精神面の豊かさと自分のために使う「時間」の豊かさがここにはあります。人間関係のストレスも、皆無です。新しい製品や、クルマ、好きな食べ物も手に入らなくなりますが、そんな事は大した問題ではなくなります。もちろんテレビも、見ません。時間がもったいないから。今日は朝から雨なので、薪割りはできません。何をしようか、思案中です。こんな生活、憧れていたんです。ムーミンのパパみたいに、パイプをふかして、、、。「大草原の小さな家」のチャールズみたいに、家の仕事をバリバリやって、、、。
自給自足への第一歩【住む】
自給自足を始めるためには、まず住むところを探す必要があります。自給自足の強度によっても変わってきますが、人はある程度関わりを持たないと精神的に参ってしまうので、あまり山奥や無人島は避けたほうがいいと思います。決めごとが多いと疲れます。ゆったりと過ごすための生活ですからね。さて、住むところですが、別荘地として売り出されている土地や別荘もあります、しかし決まりごとが多く、年間の管理費などもとられます。勝手に、景観を損ねるような小屋を建てることもできないと思います。焚火や、騒音もNGでしょうね。
おすすめは、古民家です。でも好き嫌いが分かれるところです。住めるようになるまでに、費用がかかりそうですし、テレビなどに出てくるような古民家カフェのようにするのには、何千万円もかかるでしょう。わたしは、どうしても「ログハウス」が良かったので、長いことさがしました。やはり、値段よりも土地よりも環境よりも、気に入ったものを選ぶのが一番だと思います。また、自分で、小屋を建てるのは最高の贅沢ですね。わたしも、海の近くに小屋を建てて生活したいという理想があります。夏は、海の近くの小屋で、冬は、雪の中のログハウスで暮らしたい。そんなこともブログに書きました。
生活必需品を厳選する【海辺の小屋に住む】
おすすめログキット 親和木材工業
土地を買って、又は借りて小屋暮らしがおすすめです。でも、気に入った小屋なんてそう簡単に見つかるわけがないので、自分で建てましょう。今はいいキットが出ています。住居の部分が8坪、デッキが4坪デッキまで屋根が付くタイプです。価格は、住居部分8坪が167万円(税別)デッキ部分が4坪で35万6000円です。このほかに基礎部分の施工に費用が掛かりますが、一生の家と考えたら、そう高くはないと思います。300万円で、立派な家が持てますね。むしろ土地代の方が高いかもしれません。結構しっかりした中空のログで組み立てます。屋根の部分は手間がかかるでしょうが、内装の壁紙を張ることもなく、断熱材も必要ありません。ちょっと値段は張りますが、余裕のある方なら十分すぎる住まいになるでしょう。
親和木材工業株式会社のログミニキットハウスです。
https://www.shinwa-m.com
自作2×4の小屋
家にお金をかけたくない人には、2×4で小屋を建てることをおすすめします。何より、材木が安いです。しかも、柔らかい材なので、加工も簡単です。日本の従来の建築の工法は、素人ではなかなかできませんが、2×4工法なら、金具も出ていますし、枠を組み立てて面にしていくだけですから、簡単でしょう。シンプソン社の金具を使えば、小屋以外にもテーブルや棚など自覚は自由自在です。日本での代理店は、八幡ネジです。もちろんホームセンターなどでも扱っています。
http://simpson.yht.co.jp/simpson/parts_b.htm
小屋を建てる時に注意しなければいけないのは、その大きさです。延べ床面性面積が10平方メートルを越えてしまうと、建築基準法が絡んできます。建築申請が必要になります。これには正確な図面や、強度計算、窓の基準(採光)など、いろいろな書類が必要です。建築申請という面倒な作業は、たぶん素人には無理。だから、一応建築届は出しますが、10平方メートル未満の小屋を建てるのがいいと思います。10平方メートル未満というと、最高に広くとっても、タタミ6枚分です。つまり6畳。広いと思えば、広い。
自給自足へのステップ2【着る】
わたしは、もともとそれほど多くの衣服を持っていませんでした。スーツは、持っていなかったくらいですから、整理は簡単でしたが、まずは、絶対に必要なものを厳選する事をおすすめします。我が家の場合は、厳寒期には雪が結構積もるので、防寒着は、まず確保。長靴もいいのですが、マイナス30℃にも耐えられるというソレルのカリブーという靴を買っておきました。でも、格好はいいけど脱いだりはいたりが面倒。農家のおじさんたちが長靴を使う気持ちが分かりました。最近のは雪道でも滑らないような加工がしてあります。
防寒具とレインコートは、きちんと役目を果たすものがいいです。その他は、好き好きですね。そのうちに、自分で何か作りたくなって、毛糸でセーターや、帽子も編むようになるでしょうから。
自給自足へのステップ3【食べる】
これが一番必要なことかもしれません。我が家は水が確保できないので、近所(とは言ってもクルマで10分)の旅館に湧き水を貰いに行っています。だいたい1日の使用量は20ℓ未満です。食器洗いは、雨水を使い、仕上げに湧き水ですすぎます。その時には、一日に30ℓくらい使うことがあります。水道がないので、洗濯はコインランドリー。たまに近所の親切な方が、洗濯をさせて下さいます。当然「風呂」もありません。近くの温泉に行きます。結構風呂代がかかるので、毎日は入れません。手足を伸ばして温泉に浸かれるのだから、文句は言えませんが、最高の秘湯なんです。
ワレ秘湯ヲ発見セリ!・・・---・・・ワレ秘湯ヲ発見セリ!
コメは、妻の実家の山形から送ってもらっています。自分のうちで作っている美味しいお米です。野菜は、畑を借りてちょっとだけ作っています。でも冬の間は不足気味です。「肉は、近くに住んでいるシカを狩っています。」と言いたいところですが、狩猟の免許を持っていません。この間、猟師さんから小鹿のレバーをいただきました。その日のうちに、まわりをちょっと焼いて「レバ刺し」にしました。もう、最高!こんなうまいレバーは初めて!!詳細は、過去のブログで、、、。
LUCKY DAY
とにかく食料についてもまだまだ買わなければならないものも多いです。完全な自給自足までの道のりは遠いですね。まだまだ、です。つづく