レッスンレポート要約|2020年6月28日 ― プラトーを越えようとしている子
長房市民センター体育館。二つのセッションに計8名。
開始前と休憩のたびに手の消毒を促しています。消毒スプレーを借りるときの英語——「May I disinfect my hands, please?」「Yes, you may.」——も定着してきました。
前回に続いて板書でその日のスケジュールを子どもたちと確認しました。前回この工夫が集中力の維持に一役買ったと感じたので、効果があると考えるうちは意図的に続けるのが私の方針です。子どもたち自身が、達成感とともにチェックボックスを一つずつ埋めていきました。
ウォームアップはボール投げ。実際にはもう少し大きめの人形を投げてもらいました。横向きの動作で投げることはストロークの基幹動作につながるので続けているのですが、小さいボールより大きいもののほうが感覚を掴みやすいのです。
前回のレポートで取り上げた生徒が、この日は「over the net」を多発しました。グリップの持ち方を少し調整しましたが、それ以上に、距離感とタイミングを自分なりに体得し、学習理論でいう「プラトー現象」をその子自身が乗り越えようとしている証だと思います。プラトーは英語で Plateau、意味は「高原」。伸びが平らになる時期のことです。
この日はもう一つ、「ボレー」の綴りを推理する話も書きました。「ボ」を作る音は B か V しかない。問題は「レー」で、ローマ字の発想では Vore や Vole になりますが、フォニックス的に発音すると長音が表現できず違うと分かる。では ray や lay で「レェイ」と読むから Voray か Volay か——と仮説を立てて発音してみる。実際の綴りが分からなくても、口に出して伝わればひとまず良い。こういう推理の癖をつけておくと、英語は自分で切り拓けるようになります。