SP Plus
Poppy
Mr. K こんにちは、Mr. K です。教育やスポーツ指導、子供の成長について書いています。

. Mr. Kのブログ

人が伸びるということについて。SP Academy の記事です。

記事はすべて、書き手が自分の言葉で書いています。うまい文章ではないかもしれませんが、そのぶん、その日その場所で見たこと・感じたことがそのまま残っています。英語版は翻訳の補助にAIを使っていますが、内容はいっさい変えていません。

SP Academy のブログは、Mr. K が以前、都内で英語でテニスを教える事業を2年ほど営んでいた頃の記録です。「教育に関するブログ(長編)」は当時 Mr. K 本人が書いた記事、「レッスンレポート(短編要約)」は毎回のレッスンレポートを要約したものです。Mr. K の教育の原点を知っていただければと思います。楽しんでご覧ください。

レッスンレポート要約|2021年2月6日・11日 ― なぜ「Show & Tell」を早く身につけるべきか

2021/02/06SP Academy

川口市民センターと中野市民センターの体育館で、同じ内容のレッスンを2回。この回は個々のレッスン内容の詳細ではなく、「Show & Tell」というスキルについての持論をまとめます。

Show & Tell は、子どもが何か実際の「モノ」を持ってきて、それについて説明するプレゼンテーションの訓練で、アメリカの教育現場で広く使われています。日本の学習指導要領にも、この言葉のまま登場するようになりました。

なぜ早期の習得が必要か。スキルの習得は多くの場合メンタルの醸成にも影響するので、自我が確立された大人になってからより、多感期である児童期・青年期に行うほうが有効だと考えるからです。

一つ目は、主語が「I」なのか「You」なのか、という問題です。留学中、教科書や教授の意見よりも「自分がどう思うか」を大切にし、それを言って見せることに何の抵抗も感じない学生をたくさん見ました。そういう質問は優に5分は使うので、私などは教授の進行に支障が出ないかとハラハラするのですが、教授は真剣に向き合う。周りの学生も私の焦燥感とはまったく違って、そのやり取りを楽しく聴きながら、自分の考えに引きつけて何かを学び取ろうとしていました。

人の心が動くのは、話し手自身の「感情」や「意見」といったユニークなものによってです。「事実」や「テキストからの引用」や「世論」では、人の心は動きません。うちの息子は既に空気を読むようになってきましたが、娘は主語を「I」に置いて好き放題やっています。息子にはもう少しわがままになって、「I」の視点を発揮してほしいと思ってしまうのです。

二つ目は、視覚情報と具体的情報の説得力です。よく喋りすぎる人は、たいてい多くの支持を集められずに終わります。抽象論は長くなりすぎないほうがいい。その救世主が、視覚情報と具体的情報です。

一つ経験があります。新卒の会社で、各国の販社が集まる年に一度のコンベンションがあり、私は中国市場の担当としてシカゴで発表をしました。スライドはあるものの、数字と事実を報告するだけで、「モノ」を見せる形ではなく、自己評価としては良いパフォーマンスができませんでした。アメリカ人の同僚は同じ形式でも実にドラマチックにやって、人一倍注目を集めていました。

ただ話には続きがあります。せっかくの出張なので、隣の州のエンド顧客への提案に同行させてもらいました。当時の中国拠点は製造も担うコア拠点だったので、商材の提案以上に品質面を訴える製造寄りの構成にしてみた。すると、私のつたない英語に対して、先方の3人が前のめりになって聴いてくれた。あの光景を今でも覚えています。

← 記事一覧へ

トップページへ戻る | お問い合わせ