レッスンレポート要約|2020年2月9日 ― 英語のリズムは、言葉の数で変わる
子安市民センター体育館。二つのセッションに計8名。
挨拶は3回目なので、答える側(A)だけでなく尋ねる側(Q)も子どもたちにやってもらいました。「〇 years old」と答えるときは指で数字も一緒に作るように助言。ノンネイティブなら尚さら、ジェスチャーでどう簡単に意図を伝えるか、工夫したいところです。
「I like crafts.(図工が好きです)」と練習してきた小学生がとてもスムーズに言えるようになったので、「I like craft subject at school.」と、少し肉付けして言えるように助言しました。一つの事柄に少しずつ内容を足していく。この方法は英語の上達にとても有効だと思います。私自身、留学時代に友人との小話のネタをこうやって育てていました。
この日いちばん話したのは、英語の歌のリズムのことです。「大きな古時計」の日本語詞は、一つの拍にだいたい二つの音を当てるので、リズムが単調になります。英語版は、拍に「音」ではなく「単語」を当てていくので、二語入ることもあれば長い単語が一つ入ることもあり、リズムが変化します。だから英語の歌を覚えるときは、4拍子で単調に手を叩くより、「Rhythm changes with the words.」の感覚で叩きながら覚えるほうが効果的だと私は思います。
もう一つ。単語を当てはめる英語は、音を当てはめる日本語より情報量が多くなります。同じ最初の4小節で、日本語が「大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計」を伝えているのに対し、英語は「祖父の時計は棚に入らないほど大きく、それゆえ90年も床に立っていた」ほどの情報を積んでいる。英語で書かれた曲が日本語に訳されたときに、この傾向は特にはっきり出ます。逆に「パプリカ」は日本語が先なので、英語で歌うと少し忙しくなる箇所があります。言語の違いは、こうして見ると本当に面白いですね。