もう一度見たいあのドラマ、あのマンガ
1960年代、子どもの頃に見たアメリカのドラマには、夢がたくさん詰まっていた。ホームドラマには、豊かな電化製品や大きなオレンジジュース、そしてバケツほどもあるアイスクリーム。自分たちもそのうちに、あんな生活が送れるのかと嬉しい気持ちになったのを覚えている。家には、ガレージが付いていて、クルマをお父さんが修理している姿は、子どもながらにあこがれをもった。戦争が終わってまだ20年位の頃だから、父親などは戦争映画やドラマを好んで見ていた。第17捕虜収容所とか、コンバットなどは何度もつき合わされたが、勝慎太郎の「兵隊やくざ」よりは、居心地がよかった。あれは、ちょっと困った。
名犬ラッシー、わんぱくフリッパー、ララミー牧場、じゃじゃ馬億万長者、奥さまは魔女、コンバット、大草原の小さな家、アメリカンヒーローなどなど
なかでも、「大草原の小さな家」は、子どもの頃ではなく、仕事をやめて毎日何もしていなかったときに、全部見た。何もないところから家を作り、荒れ地を開墾して畑にして自分たちの食料を自分たちでつくるその生活は見ていても大変そうだった。娘が産まれたら、ローラのようにバイタリティーのある心優しい子に育ってほしいと思う。奥さんもたいそう美人だが、生活力が今一つだったね。でも、その当時の人たちはそのような暮らしが普通だったはずだから、今では想像もつかない大変さだったと思う。日本のように、オオカミや巨大なクマなどの野生動物がいないところならいいが、アメリカではそのほかにもネコ科の猛獣がいる。ドラマではあるが、昔の開拓時代と比較すると、この平和な日本で自給自足なんて簡単な事だと思える。
奥さまは魔女も大好きで、再放送もたくさん見た。ストーリーはたいてい似たようなもので、落ち着いてみられる。隣人のグラディスさんが、魔法を使った場面に遭遇してしまい、「あーたぁ。たいへんなんだからー。」と、旦那に、今見たことを伝えるところが特に面白い。サマンサが、魔法で何とかするのだが、グラディスさんの栃木か茨城かのなまりが、特に笑えた。じゃじゃ馬億万長者の人たちも、なまりが面白かったね。
テレビマンガも思い出すと、いいマンガがたくさんあった。自分は手塚治虫が、あまり好きではなかったが、あの人がいなければ、日本のアニメ界は世界に誇れるものにはなっていないはずだから、尊敬はできるね。エイトマンは、ガムを噛んでいたような気がするし、スーパージェッターは流星号が好きで、よく絵を真似して書いていた。鉄人28号も大ファンだったから、グリコのお菓子もずいぶん買ったね。テーマソングの後に「グリコ・グリコ・グーリーコー」って流れるのは時代を感じます。マイナーなところでは、宇宙少年ソランとか流星少年パピイなんかも好きだった。腕時計ではなしをしていたマンガの世界が実際の生活になるなんて想像もできなかったね。これは、スーパージェッターで、相棒の流星号を呼ぶ時計みたいな通信機のこと。おそ松くんとかパーマンとかオバQも大好きで、よくみたし、フーセンガムも買ったな。うちは、まだ白黒テレビだった。
どのマンガも、主題歌がすごく印象的で、今考えるとよくできていたと思う。才能のある人がつくったんだろうね。テーマソングで好きなのは、タイガーマスクだね。初めのバイオリンでの激しい旋律が特によかった。タイガーマスクのB面かな?みなしごのバラードなんかも泣かせるよ。バビル2世のテーマソングもいい。はじめ人間ギャートルズもいいし、もちろん宇宙戦艦ヤマトなんかは名曲だね。デビルマンも絶対外せない。エレキギターでしびれる出だしは、ハクション大魔王。あくびちゃんの歌もすごく良かった。忘れてはならないのは、マッハGo!Go!Go!あんなクルマが欲しかったなあ。聞かせたいけどリンクを貼って聞かせる方法をまだ知らないので残念ですが、ネットで調べて聴いてみてね。いなかっぺ大将は、大ちゃん数え歌が最高。天童よしみが歌っていたんじゃないかな。仮面ライダーは、どれもいいし、自分としてはウルトラセブンのテーマソングが大好きですね。でも、一番好きなのは、キャンディーキャンディーとかキューティーハニーなんです。これって集めてBESTアルバムとして出したらいいんじゃない?